top of page

心と身体のアロマレシピ

頭痛

頭痛は肩や首のコリ、目の疲れ、寝不足、精神的な緊張など、様々な原因によって起こります。主に緊張型頭痛と片頭痛の2つのタイプがあり、自分がどちらなのかを知ったうえで対処することが必要です。


緊張型頭痛は頭部が締め付けられるような鈍痛があり、肩や首のコリを伴う場合がほとんどです。これは肩コリと同じように、筋肉がこわばって血液の循環が悪くなっている状態なので、マッサージをしたり温めたりすると楽になります。


鎮静作用のある精油の他、血液循環を促したり、精神的な緊張をゆるめる精油を使ってケアすれば効果的です。


一方、片頭痛には側頭部がズキンズキンと脈打つような痛みがあります。血管が拡張し、周囲の神経が圧迫されて傷みが生じるので温めてはいけません。こめかみを押したり、頭を冷やして血管を収縮させるのが正解です。片頭痛を和らげるには、冷却作用を併せ持つペパーミントやアルベンシスミント、ユーカリ・グロブルスなどが役立ちます。

<レシピ1>胸鎖乳突筋マッサージ&温湿布

 

  • ローズマリー・シネオール2滴+ラベンダー・アングスティフォリア2滴+ホホバオイル20ml

張っている方の胸鎖乳突筋(耳下から喉元へかけての太いスジ)にオイルを塗ってマッサージします。不十分と感じたら温湿布を当てましょう。
 

<レシピ2>温湿布

  • ラベンダー・アングスティフォリア1滴
     

緊張型頭痛の人は、精油を垂らした熱いお湯で温湿布を作りましょう。仰向けに寝て、目、後頭部、上背部、胸鎖乳突筋の4か所に温湿布を当てると、精神的な緊張がほぐれます。


<レシピ3>オイル塗布

  • ペパーミント1滴+ラベンダー・アングスティフォリア1滴+マカデミアナッツオイル10ml

 

片頭痛の人は、ブレンドしたオイルをこめかみ、またはうなじに塗ります。静かに目を閉じ、しばらく休みましょう。

<レシピ4>フットバス

  • ジュニパー2~3滴+ラベンダー・アングスティフォリア1滴

血行をよくして老廃物の排出を促すジュニパーなどを熱めのお湯に加え、足浴をします。お湯がぬるくなったら熱いお湯を足し、汗が出るまで続けましょう。全身が温まって心身ともに楽になります。

おすすめの精油

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ジュニパー

  • オレンジ・スウィート

  • ペパーミント

  • アルベンシスミント

  • ユーカリ・グロブルス

bottom of page