心と身体のアロマレシピ

ハンドケア

手は年齢や生活の疲れが如実に現れてしまう部分です。ケアを怠ると、くすみやシミ、しわが目立ってしまう場合も。ハンドバスやハンドマッサージで血行を促進して、やわらかで美しい手を保ちましょう。

手が荒れたりカサついた場合も、潤いを与えて血行をよくすることが大切です。ミツバチが巣を作るときに分泌する蜜蝋には、保湿作用や肌を柔らかく保護する働きがあるので、ぜひ活用しましょう。

そのほか、フランキンセンスには乾燥した肌に潤いを与える働きが、ラバンディン・スーパーには新しい細胞の成長を促して肌を保護する働きがあります。こういった精油と、保湿作用の高いホホバオイルを組み合わせて使えば、潤い補給の効果はグンとアップします。

東洋医学では、手と感情は密接な関係にあると言われます。手のケアはストレス解消にもつながるので、こまめにケアしましょう。

＜レシピ１＞蜜蝋クリーム

蜜蝋とオイルを耐熱容器に入れて湯煎にかけます。蜜蝋が溶けたら湯煎からおろし、粗熱をとります。クリーム状になったら精油を加えて良くかき混ぜましょう。保存容器に入れて持ち歩き、こまめに塗るようにしましょう。

＜レシピ２＞ハンドバス＆ハンドマッサージ

最初に熱めのお湯が入った洗面器に手を浸し、手浴をします。十分温まったらブレンドオイルを塗り、左手の小指からマッサージを始めます。

指先の側面を親指と人差し指ではさみ、指の付け根に向かってらせんを描くように３回さすります。続けて、指の表裏をはさんで指先まで戻します。親指まで順にやりましょう。
指の間の水かきを親指で圧迫します。親指と人差し指の間の合谷のツボは、もみほぐしてから押しましょう。
手の甲の骨の間を手首に向かって親指でさすり上げたら、円を描くように手の甲全体を撫でます。
４本の指で親指の付け根を揉み解します。最後に親指で手首から指先までさすり上げましょう。

＜レシピ３＞ネイルパック

耐熱容器に蜜蝋とホホバオイルを入れて湯煎にかけます。蜜蝋が溶けたら湯煎から下ろし、クリーム状になったら精油を加えてよく混ぜます。お温かい鬱に指先を浸してしばらくおきましょう。爪がつややかになります。