湿った大地の香りを思わせる、スモーキーで深みのある香りです。
精油はアジアの熱帯地域で見られる野草の根から抽出されます。東南アジアの国々ではベチバーの葉がブラインドやマット、帽子などに利用されてきました。
ストレスと緊張に対する万能薬と言われ、苛立った神経を鎮めてくれます。
 
■学名：Vetiveria zizanioides
■蒸散速度：ベースノート(高)
■ワンポイント：オリエンタル調に
■香りの効果：
　精神安定作用‥〇　精神強化作用‥－
　精神高揚作用‥－　催淫作用‥‥‥〇
■香りの特徴：
　刺激的：－　印象的：－　温暖感：〇　清涼感：△
　甘味感：－　辛味感：△　苦味感：△　酸味感：－
■香りの分類：
　フローラル調‥－　フルーティ調‥－
　スパイシー調‥△　ハーバル調‥‥△
　ウッディ調‥‥△　グリーン調‥‥－
　バルサム調‥‥△アニマル調‥‥△
■相性の良い精油：
カモマイル、フランキンセンス、ゼラニウム類、ラベンダー類、ローズ、サンダルウッド、イランイラン
■主な芳香成分：
　インバレンセノール（10～12％）
　ベチボン（３～５％）
　βベチベネン（３～４％）
■科名：イネ科
■抽出部位・方法：根より水蒸気蒸留法にて採取。
■分布地域：インド原産。インドネシア、ハイチ、レユニオン島にて栽培。
■働き：鎮静作用、免疫促進作用、催淫作用、抗炎症作用がある。
■注意：特になし。