墨を想わせる、甘いオリエンタル調の香りです。
少量だと気分が鎮静し、多量だと逆に高揚します。アジアの国々では虫刺されや蛇にかまれた時の解毒剤として、長年医療用に使われた植物です。旺盛すぎる食欲を抑え、食事制限が必要な時などに利用できます。
他の精油とブレンドすると、香りを長持ちさせます。
 
■学名：Pogostemon cablin
■蒸散速度：ベースノート(中)
■ワンポイント：フローラル調の調香に
■香りの効果：
　精神安定作用‥△　精神強化作用‥△
　精神高揚作用‥△　催淫作用‥‥‥－
■香りの特徴：
　刺激的：△　印象的：◎
　温暖感：△　清涼感：－
　甘味感：△　辛味感：－
　苦味感：△　酸味感：－
■香りの分類：
　フローラル調‥－　フルーティ調‥－
　スパイシー調‥－　ハーバル調‥‥◎
　ウッディ調‥‥－　グリーン調‥‥△
　バルサム調‥‥〇　アニマル調‥‥－
■相性の良い精油：
サンダルウッド、シダー類、ゼラニウム類、ラベンダー類、ローズ、柑橘類
■主な芳香成分：
　パチュロール(30～40％)
　β-ブルネセン(10～20％)
　α-ガイエン(５～15％)
　α-パチュレン(tr～10％)
■科名：シソ科
■抽出部位・方法：葉より水蒸気蒸留法にて採取。
■分布地域：インドネシア、インド、マレーシア、フィリピン
■働き：
鬱滞除去作用、静脈強化作用、抗炎症作用、瘢痕形成作用がある。脂漏性湿疹、ニキビ、静脈瘤に〇。
■注意：特になし