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心身のための3つのケア

こわばり解消

身体がこわばっていると、様々な弊害が現れます。これは、筋肉や関節などが固く縮まっていると血管が圧迫されて収縮し、血液の流れが悪くなるからです。


血液は酸素や栄養素を全身の細胞に送り届けたり、老廃物や二酸化炭素を運び出す役割を担っています。また、身体の健康を維持するために、いろいろな機能を調節する各種ホルモンを運ぶ働きもしています。しかし、血液の流れが悪くなると、身体に必要なものが十分届かず、不必要なものが滞って、身体が不調をきたし始めるのです。


身体がこわばる原因としては、運動不足やバランスの悪い食事、身体の冷えなどがありますが、性格的な面も大いに関係しています。特に、頑固な人や真面目な人、几帳面な人は身体がこわばりやすい傾向にあります。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」とか「~しなければならない」などといって融通がきかないと、肩に必要以上に力が入って身体が緊張してしまうのです。


このように心の堅さは身体のこわばりにつながるのですが、逆もまた真なりで、身体がこわばっていると心はさらに堅くなっていきます。赤ちゃんと老人を比べてみると、その相関性を感じることができると思います。


アロマエクササイズやアロママッサージ、ストレッチなどで身体をゆるゆるとほぐしてあげましょう。こまめに足首や手首を回したり、伸びをして身体を左右に倒すのもお勧めです。


うまくリラックス出来ないという人も、身体をほぐすことで心の緊張を解くことができると思います。

身体のこわばりチェック


仰向けになり、両腕をまっすぐ上に伸ばしてみましょう。肘を曲げずに、腕を床につけることができるでしょうか?できない人は、肩の関節や筋肉がこわばっています。
 

両手の指を根元までつけたまま、手のひらを開いてみましょう。手のひらをぴったりとテーブルの上などにつけることができるのが理想です。
 

正座をしたまま、上半身を後ろへ倒してみましょう。膝が床から浮いてしまう人は、太ももの筋肉がこわばっています。
 

ウエスト周りの背中側にある骨の内側に指を差し込めるでしょうか?全く入らないという人は、腰周辺の筋肉が硬くなっています。

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