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心身のための3つのケア

生活リズムを整える

朝はシャキッと目覚め、夜はスムーズに睡眠に入っているでしょうか?決まった時間にお通じがあり、決まった時間に空腹感を感じて食事をしているでしょうか?


私たちの身体は心臓の拍動や呼吸の動き、睡眠と目覚めのリズムなど様々なリズムを刻みながら統合的に働いています。
 

しかし、生活のリズムが崩れると、身体全体のリズムも乱れて身体に不調が現れてきます。
 

例えば、呼吸や脈拍、血流や消化吸収などをコントロールしている自律神経のリズムについて考えてみましょう。この神経は身体を活動的なにする交感神経と身体を休ませる副交感神経の2つからなり、昼間は交感神経が、夜は副交感神経が優位に立って働きます。しかし、不規則な生活を送っていると、自律神経のバランスが乱れて身体の各機能は低下してしまいます。血流が悪くなって身体が冷えたり肩が凝ったり、消化吸収がうまくいかずに便秘になったり、交感神経が過度に働いて眠れなくなったり疲れがとれなかったり…。
 

また、自律神経の中枢がある脳の視床下部にはホルモン分泌の中枢である下垂体もあり、両者はお互いに影響しあっているため、自律神経のバランスの乱れがホルモンバランスの乱れにつながって月経不順などになる場合もあります。
 

身体と心は密接に関わっているので身体の不調は心にも悪影響が及びますし、不健康な状態では肌の美しさなども保てなくなります。身体のリズムひとつが乱れるだけで、実に様々な症状が現れるのです。
 

生活のリズムを整えることはなかなか難しいかもしれませんが、精油の力を借りながら、生活リズムを意識して過ごしてみましょう。

朝、太陽の光を浴びてシャキッと目覚めてますか?
 

なるべく一定の時間に目覚めて太陽の光をしっかり浴びることが大切です。こうすることで睡眠のリズムを司る体内時計が調節され夜にスムーズに眠りに入れますし、交感神経の働きが活性化されて脳がシャキッと目覚めます。
 

また、熱めのシャワーをサッと浴びると、スッキリした目覚めを促せます。ローズマリー・カンファーやユーカリ・グロブルスなどの覚醒を促す精油を使えば更に効果的です。
 

二度寝は身体のリズムを乱すので絶対にやめましょう。

寝る前にくつろぎの時間はありますか?
過度に明るい光の中で過ごしていませんか?

 

上手にストレスを解消しないと、身体を休息させる副交感神経がうまく働かず、睡眠リズムが乱れます。寝る前はラベンダー・アングスティフォリアやネロリなどでアロマバスや芳香浴をしてくつろぎましょう。身体をほぐすと心の緊張もほぐされるので、マッサージなどもおすすめです。


また、睡眠を誘うメラトニンというホルモンは、夜暗くなると分泌されます。寝る前に部屋が明るいとメラトニンが十分に分泌されないので、部屋を暗めにして睡眠を促しましょう。

昼間は活動的に過ごしていますか?
食事を抜いたり、だらだら食べたりしていませんか?

昼間は身体を動かして活動的に過ごし、夜は身体を休めるのが自然界に応じた暮らし方です。デスクワークの方も通勤時間を利用して歩いたり、なるべく階段を使うようにして身体を積極的に動かしましょう。

また、食事の時間を出来るだけ意識することも大切です。せめて朝食を抜かない、夜寝る前に食べない、といった基本は忘れないようにしましょう。

体内に取り込んだら出すことも大切なので、朝のトイレタイムの確保も心がけましょう。

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