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スキンケアのための
アロマセラピー

こんなところに吹き出物が……どうしましょう!こんな時、焦って触ったり、ついメイクで隠したりしたくなるものですが、ちょっと考えてみましょう。

ストレスになるような事件は、なかったですか?夜更かしして、甘いものをたくさん食べたりしていませんか?お通じは毎日ありますか?月経の時期ではないでしょうか?

こうして考えてみると、肌に影響を与える要因はいろいろあるものです。肌のサイクルは約28日で1周期。これをターンオーバーと呼びます。夜10時から2時の間に、肌の細胞は活発に分裂します。シンデレラタイムとも呼ばれるこの時間は、お肌の為にも身体の為にも、ベッドでぐっすりと眠っていたいものです。肌の奥底にあった細胞は1ヶ月後には表に押し出され、垢になってお別れ…ということを繰り返しています。ひと月の間、あなたが何をしていたか、何を食べていたか…等は、かなり影響大なのです。

ショックなことがあると月経が一時的になくなったりしますが、こんな時は肌の調子も良くないですね。(ちなみに恋をして肌がつやつやするのはホルモンのバランスが整うからです。心がうきうきして楽しいと、ホルモンバランスが整うのですね。)

あなたに最適な
クリームとは

肌は皮脂と汗がミックスしたクリーム(酸性皮膜)で被われ、艶やかな張りを保っています。皮脂は年々分泌量が減るので、外から補う必要が出てきます。「お高いクリームなら肌にいい!」のではなく、いかに自分の肌の酸性皮膜に似たものを探すか、これがスキンケアのポイントなのです。

 

 

そして肌は、汗として要らないものを排出する大事な器官でもあります。汗もかかずにいつも涼しげな様子で…というのも、身体にとっては困るわけです。上手に汗をかけることは元気と美しさの源です。要らないものはきちんと排出して、大事に溜め込んではいけません。

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肌は内臓と感情の鏡

肌は、お腹の中にある内臓の調子も表します。内臓の働きが低下すると、腸なら吹き出物やくすみ、肝臓なら黄色っぽくなり目のそばにシミや吹き出物、腎臓なら目の下にクマが出て、心臓なら鼻や唇が赤黒く、ホルモン系が乱れるとあご下に吹き出物が…といったように、身体というのは実に素直に表します。

そして私たちは、心底腹が立つと青くなり、恥ずかしいと真っ赤になり、ショックでパニックになると青白くなる…と、めまぐるしく変化します。このように肌は、感情を表す部分でもあるのです。

みずみずしいお肌のために

生活リズム(食・睡眠・運動)、内臓のバランス、心の状態…これらの全てがあなたの肌に影響を与えます。肌を清潔に保ち、たっぷりの水分と自分にあった適度な油分を与えましょう。陽射しをカットする工夫も大切です。美しいお肌は毎日のちょっとした努力の積み重ねから生まれるのです

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スキンタイプ別おすすめ精油

01

普通肌(ノーマルスキン)

しっとりとして吹き出物もなくトラブル知らずの肌は、すべての女性の憧れです。肌に水分と適度な油分を与えましょう。入浴やローション、マッサージオイルに以下の精油をブレンドし、香りを楽しみながらお肌をいたわりましょう。「水分の補給、魚や大豆製品などの良質のタンパク質、ビタミンA(βカロテン)・C・E、ミネラル類、食物繊維を取り入れた食事」「たっぷりの休養」「定期的な運動」このバランスを維持し、いつまでも美しい肌を保って下さい。

■普通肌におすすめの精油

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

  • クラリセージ

  • ゼラニウム・エジプト

  • ゼラニウム・ブルボン

  • ネロリ

  • ローズ

  • カモマイル・ローマン

02

脂性肌、混合肌
(オイリースキン、コンビネーションスキン)

思春期にはホルモンの影響で誰でも脂っぽくなりがちです。成人であごの下に吹き出物が出る場合はホルモンのアンバランスが関係しています。

 

口の周囲やTゾーンに加え、首の後ろから背中上部にかけても脂っぽく吹き出物が出るようなら、食事で脂質を取り過ぎているか、胃腸の働きが落ちている可能性があります。あっさりした食事を心がけ、たっぷりの水分、温野菜や海藻などっ食物繊維を取って老廃物を体外に排出しましょう。

 

また、ビタミンB群やC、βカロテンも不足しているかもしれません。収斂作用や殺菌作用のある精油を使ってケアしましょう。マッサージ後は軽くティッシュで押さえてティッシュオフします。クレイパックもおすすめです。

​■脂性肌・混合肌におすすめの精油

  • ゼラニウム・エジプト

  • ゼラニウム・ブルボン

  • ローズマリー・シネオール

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

  • ティートゥリー

  • サイプレス

  • ジュニパー

■赤く腫れているニキビに

  • ティートゥリー

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

03

乾燥肌、成熟肌(ドライスキン、エイジングスキン)

年齢とともに皮脂腺の働きが低下し、自分のためのクリーム(酸性皮膜)が作りにくくなります。また代謝機能全般も低下するため肌のターンオーバーも不規則になり、くすみや肌荒れが気になってきます。

乾燥肌は水分不足から起こります。肌の保湿能力が落ちるとともに体内の水分不足も原因になります。ちりめんじわは保湿を心がけると改善しますが、くっきりとしたしわは真皮組織の弾力不足から起こります。食事でたっぷりの水分、タンパク質(特にゼラチン質のものや骨のスープなどに含まれるコラーゲン、これは肌に塗るより食べることが大切です)とビタミンCやEを取るように心がけましょう。

運動や入浴、ソフトなマッサージで、血行を促進して皮膚細胞の再生を助けましょう。マッサージオイルにオリーブスクワランオイルやローズヒップオイル、マカデミアナッツオイルを5~10%ほど加えるのもおすすめです。

■乾燥肌・成熟肌におすすめの精油

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

  • フランキンセンス

  • カモマイル・ローマン

  • ゼラニウム・エジプト

  • ゼラニウム・ブルボン

  • クラリセージ

  • ネロリ

  • ローズ

  • サンダルウッド

  • ローズウッド

  • ホーウッド

■しみには…

エリカのハーブティーをコットンに染み込ませ、湿布すると良いでしょう。

04

敏感肌(デリケートスキン)

肌が薄く、きめが細かく、調子の良い時には最も美しく見える肌のタイプです。環境の変化が肌に表れやすいので、トラブルに悩む方も多いようです。化粧品、石鹸、食器や衣類を洗う洗剤、下着や靴下まで肌に直接触れるものには日頃から気を配るようにしましょう。

ストレスがトラブルの引き金になる場合も多いので、香りを使ってリラックスすることもおすすめします。ただし、スキンケアに用いる場合は事前に必ずパッチテストをして下さい。使用する際は必ず0.5%以下に薄めます。入浴で使う時、精油は必ずバスオイルなどの乳化剤に混ぜてバスタブに入れましょう。フェイシャルマッサージはあまりせずに、筋肉に沿って、そっと塗る程度で十分です。

※かゆみや湿疹、肌荒れがおさまらない時は病院でアレルゲンチェックを受けて下さい。

■敏感肌におすすめの精油

  • カモマイル・ローマン

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ローズ

  • ネロリ

  • フランキンセンス

  • ローズウッド

  • ホーウッド

■毛細血管拡張(赤ら顔)には…

  • カモマイル・ローマン

  • ローズ

  • ネロリ

※熱いお風呂やサウナなど急な温度変化に注意。

 常温湿疹するかマッサージオイルを塗布します。

■手やかかとのひび・あかぎれには…

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

(ベースオイルや蜜ろうクリームにブレンドします)

■湿疹・痒みには…

  • カモマイル・ジャーマン

  • ラベンダー・アングスティフォリア

  • ラベンダー・アングスティフォリアAOP

  • ラバンディン・スーパー

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